エトヴォスによる河北裕介メイクの作り方
2017/12/17
エトヴォスを語る上で欠かせないメイクアップアーティストといえば、河北祐介さん。
河北さんは長谷川潤さんや佐々木希さんなど、多くの芸能人のメイクを担当していることで注目を集めていますが、一方でエトヴォスと様々なコラボアイテムをプロデュースすることでも知られています。そんな河北祐介さんの「河北メイク」の魅力に迫ってみたいと思います。
河北メイクの特徴
河北さんのメイクの特徴は、自然な艶感のあるベース作りにあります。ファンデーションは使わないという河北メイクですが、普通の薄づきメイク、ナチュラルメイクと違い、下地やコンシーラーで肌のアラをしっかりとカバーする傾向があります。
保湿力のある下地でしっとりと
下地は保湿力のあるものを使い、しっとりとした肌を作り込みます。エトヴォスと河北さんのコラボ商品の1つである「ミネラルUVグロウベース」は保湿効果もある化粧下地で、しっとりとした透明感のある艶肌に仕上げてくれますので、これを使うのも良いでしょう。
また、肌のシミやクマが気になるところにだけ、エトヴォスの「ミネラルコンシーラーパレット」を馴染ませると、素肌そのものが美しい人のような自然な美肌が実現できます。
芸能人の魅力を引き出すメイク術
河北メイクで綺麗になったモデルさんや女優さんは数えきれないほどいます。河北祐介さんは、長谷川潤さん、佐々木希さん、平子理沙さん、ヨンアさん、小嶋陽菜さんなどの写真集のヘア&メイクを手がけ、彼女たちから絶大な支持を受けています。
彼女たちは皆もともと端正な顔をしたチャーミングな女性ですが、河北メイクを施されることでもともとあった美点がさらに引き出され、色っぽさや女性らしさといった独特の「空気感」を身につけることに成功しています。
ファンデーションを使わないベースメイクのおかげで、のっぺりと顔全体をマットメイクで覆ってしまうのではなく、良い意味でのスキが生まれ、表情にメリハリが出来、それが色気になっているのでしょう。
河北メイクの実践ポイント
ポイント1:シワやシミは隠さずに光で飛ばす
河北メイクで重要なテクニックの一つが、ハイライト&シェーディングです。ハイライターはコンシーラーとは異なり、カバーするのではなく光を乗せる感覚で使います。
エトヴォスとのコラボ商品の中でも特に人気なのが、「ミネラルハイライトクリーム」。
"しわやシミ、くすみは覆い隠すのではなく、光で飛ばす"という発想から生まれたハイライトクリームは、ベースの上からスポンジで塗るだけで発光しているかのようなツヤを生み出してくれます。
そして仕上がりの美しさもさることながら、十分な保湿成分により美肌を保ってくれるという嬉しい効果も。クレンジング剤でなく、石けんでメイクオフできるのもミネラルコスメで有名なエトヴォスならでは、と言えるでしょう。
公式サイト:エトヴォス
ポイント2:シェーディングで小顔・ハーフ顔を作る
ハイライトをTゾーンや顎、頬の高いところに乗せて馴染ませたら、今度はシェーディングで顔の外側に影を作ります。不自然にならないようにぼかして自然なコントラストを出すのがポイント。
マットな質感にならないようにクリームタイプのシェーディングをフェイスラインに伸ばしたら、スポンジで念入りに馴染ませます。この「ぼかし」で手を抜くとメイクが濃く見えてしまい、せっかく作り上げた素肌感が台無しになってしまいます。自然なメリハリ感を出すことができれば小顔に見えるだけでなく、彫りの深いハーフ顔を作ることができるでしょう。
また、アイメイクもハイライト&シェーディングの要領で、高くなっている箇所に光を乗せ、ダークカラーの濃淡でグラデーションを作ります。ふっくらさせたいところには光を、引き締めたいところには影を作り、境目を自然にぼかしていきます。
印象的なポイントメイクのために
河北メイクの基本は、透明感とツヤを強調したベースと、光と影のグラデーションによる「彫り」作りでした。これだけでも自然な美人顔はできるのですが、頬と唇に自然な血色感を加えて、上気したような健康的な色っぽさを演出します。
エトヴォスとのコラボ商品「ミネラルチーク&リップ」は頬と唇の両方に使えるのでメイクに統一感が出て、このアイテム一つで華やか顔が完成します。
河北メイクでは、作り込まない色気、良い意味でのスキを大切にしているので、頬や唇に色を乗せたら指で馴染ませるというテクニックを使います。適度なラフさが出て、メイクしている感がなくなります。流行の赤色リップもこのテクニックを使えば、自然に馴染みます。
河北メイクは絶妙なバランスを大切にするメイク術です。光と影、カラーレスメイクと色味のあるポイントメイク、丁寧さとラフさ。自分によく合ったバランスを見つけて、河北流「美人顔」を手に入れましょう。




